エイバルMF乾貴士(29)はジローナ戦にフル出場し、2得点で4-1の勝利に貢献した。開始早々に先制点を奪い、後半にはチームの3点目を挙げた。前節バレンシア戦に続き今季3得点、1試合2得点は昨季最終節バルセロナ戦以来だった。地元紙やクラブによると、乾の2点目は1928年2月のスペインリーグ初ゴールから数えて90年目、通算7万ゴール目になるという。
乾が勝利の原動力になった。1点目は試合開始からわずか41秒。ペナルティーエリア左で球を受け、中央へ切り込んで右足でゴール左へ先制点だ。「隙というのはどのチームにもある。そこを突いていけば、勝つチャンスが出てくる」。前半10分には巧みなヒールパスで好機を演出し、チームの2点目につなげた。さらに2-1の後半9分には前線でフリーとなり、GKがはじいたシュートのこぼれ球を冷静に蹴り込んだ。
これがスペインリーグ史上のメモリアル弾にもなって地元紙はそろって最高評価。マルカ紙は「MVP。自信に満ちている時は止められない。試合に違いを生む」と絶賛した。最近は日本代表の欧州組が精彩を欠く中、存在感を示した。

