<イタリア杯:カターニャ4-0パドバ>◇17日◇4回戦◇カターニャ
【カターニャ(イタリア)17日=猪野真美子通信員】カターニャFW森本貴幸(20)が、今季公式戦初出場で2ゴールを決めた。イタリア杯4回戦の3部パドバ戦で先発出場。1点リードで迎えた前半31分、右クロスに左足で合わせ、後半終了間際には左クロスを胸トラップし、右足でとどめの4点目を蹴り込んだ。06年7月の欧州移籍後初の公式戦フル出場で4-0勝利に貢献。チームも5回戦進出を決め、09年1月か2月にユベントスと対戦する。
東京Vに所属していた04年11月6日の柏戦以来となる1試合2得点。森本は「(ゼンガ監督から)相手のDFラインが浅いので、その裏を毎回突けと。点を取ってチームも勝ててうれしい」と喜んだ。クラブでの得点も、1月30日の昨季イタリア杯準々決勝第2戦ウディネーゼ戦での決勝ゴール以来だった。62年間のクラブ史で初の4強進出に導いた当時の活躍と照らし合わせ、18日付地元紙は「森本がカップ王に返り咲く」「カップ王再び」と絶賛。評価点も6・5~7・5と各紙で最高だった。
森本は「今はベンチに入ったり入らなかったりですが、しっかり準備して自分の体調を整えたい」と気を引き締めた。リーグ戦は20日のアタランタ戦を皮切りに、中3日で3連戦。目標のレギュラー奪取へ、勢いよくスタートを切った。

