リオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねた福岡国際マラソン(6日=平和台陸上競技場発着、日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手会見が4日、福岡市内のホテルで行われた。

 「最強の市民ランナー」川内優輝(28=埼玉県庁)は「目標は3位以内。タイム的に厳しいことは分かっているが、表彰台が五輪への近道と思っているので、最後まであきらめることなく走りたい」と意気込みを口にした。同レースの日本人上位3位以内が、五輪代表の選考対象になる。

 同レースには、世界記録2時間2分57秒を持つデニス・キメット(31=ケニア)、元世界記録保持者で世界歴代4位の2時間3分38秒を持つパトリック・マカウ(30=ケニア)も出場する。キメットは「レースにフォーカスしていい走りをしたい。私にとって最大の目標は勝つこと。それにいい記録が伴えばいい」と話した。