全国高校駅伝は京都開催50回目を記念し、男女とも都道府県代表47校に地区代表11校、開催地枠1校を加えた計59校が出場。世羅(広島)が大会新記録で2年連続9度目の優勝。9度目Vは最多。女子とともに史上2度目のアベック優勝も達成した。

高校駅伝男子 出場校一覧

女子結果

スタートする男子選手(撮影・田崎高広)
スタートする男子選手(撮影・田崎高広)

【1区=10キロ(西京極陸上競技場~烏丸鞍馬口)】

12時半、スタート。倉敷が転倒

5キロ中間点。八千代松陰が先頭集団を引っ張る。14分29秒

7キロ通過。先頭は八千代松陰、世羅、佐久長聖の3校

8キロ通過。佐久長聖が単独トップに

残り1キロ。再び八千代松陰がトップに

佐久長聖がトップでたすきリレー。1秒差で2位八千代松陰。8秒遅れて3位世羅がたすきリレー。学法石川は10位と遅れた

(1)佐久長聖

(2)八千代松陰

(3)世羅

(4)大牟田

(5)洛南

(6)埼玉栄

(7)関大北陽

(8)伊賀白鳳

(9)九州学院

(10)学法石川


【2区=3キロ(烏丸鞍馬口~丸太町河原町)】

1・5キロ中間点。世羅がトップに出る

世羅がトップでたすきリレー。3区のカマイシにたすきが渡った。2位佐久長聖との差は9秒

(1)世羅

(2)佐久長聖

(3)八千代松陰

(4)洛南

(5)埼玉栄

(6)九州学院

(7)関大北陽

(8)大牟田

(9)水城

(10)東北


【3区=8・1075キロ(丸太町河原町~国際会館前)】

4キロ通過。世羅のカマイシが快走。2位以下との差を20秒以上に広げる

2、3位には仙台育英、倉敷が浮上

世羅がぶっちぎりのトップでたすきリレー。仙台育英の持つ大会記録とは3秒差で4区へ。1分遅れて2位仙台育英がたすきリレー

(1)世羅

(2)仙台育英

(3)倉敷

(4)洛南

(5)佐久長聖

(6)学法石川

(7)八千代松陰

(8)九州学院

(9)小林

(10)埼玉栄


【4区=8・0875キロ(国際会館前~丸太町寺町)】

中間点通過。世羅と2位以下の差はさらに広がり1分38秒に。倉敷が仙台育英を抜いて2位浮上

世羅がトップでたすきリレー。2位は1分28秒遅れて倉敷。3位には洛南が浮上した

(1)世羅

(2)倉敷

(3)洛南

(4)九州学院

(5)佐久長聖

(6)学法石川

(7)仙台育英

(8)小林

(9)大牟田

(10)水城


【5区=3キロ(丸太町寺町~烏丸紫明)】

世羅が1位を守りトップでたすきリレー。大会記録とは10秒差。1分45秒遅れて2位九州学院

(1)世羅

(2)九州学院

(3)倉敷

(4)佐久長聖

(5)洛南

(6)学法石川

(7)小林

(8)仙台育英

(9)八千代松陰

(10)加藤学園


【6区=5キロ(烏丸紫明~西大路下立売)】

世羅が独走。大会記録より6秒速いタイムでたすきリレー。1分48秒遅れて2位倉敷

(1)世羅

(2)倉敷

(3)九州学院

(4)佐久長聖

(5)洛南

(6)小林

(7)仙台育英

(8)学法石川

(9)八千代松陰

(10)大牟田


【7区=5キロ(西大路下立売~西京極陸上競技場)】

世羅のアンカー新迫が力走。大会新記録の2時間01分18秒で2年連続9回目の優勝。女子とともにアベック優勝も果たした

大会新記録で優勝した世羅。左から中島、井上、カマイシ、吉田、山口、植村、新迫(撮影・田崎高広)
大会新記録で優勝した世羅。左から中島、井上、カマイシ、吉田、山口、植村、新迫(撮影・田崎高広)

【最終順位】

(1)世羅

(2)九州学院

(3)倉敷

(4)佐久長聖

(5)小林

(6)洛南

(7)学法石川

(8)加藤学園

(9)八千代松陰

(10)大牟田

(11)仙台育英

(12)須磨学園

(13)水城

(14)鳥栖工

(15)国学院久我山

(16)西脇工

(17)豊川

(18)富山商

(19)埼玉栄

(20)秋田工

(21)一関学院

(22)那須拓陽

(23)関大北陽

(24)西京

(25)東農大二

(26)愛知

(27)流通経大柏

(28)伊賀白鳳

(29)山梨学院大付

(30)札幌山の手

(31)鶴崎工

(32)桂

(33)鹿児島実

(34)尽誠学園

(35)大分東明

(36)智弁学園

(37)長野日大

(38)佐野日大

(39)千原台

(40)徳島科学技術

(41)法政二

(42)北海道栄

(43)八戸学院光星

(44)東海大山形

(45)滋賀学園

(46)瓊浦

(47)東北

(48)中越

(49)中京

(50)西条農

(51)遊学館

(52)美方

(53)出雲工

(54)鳥取城北

(55)高知工

(56)宇和島東

(57)コザ

(58)八幡浜

(59)和歌山北


【展望】

男子は前回覇者の世羅(広島)が優位に立つ。留学生のカマイシが走らなかった予選会で2時間3分26秒と驚異的な記録を出した。新迫ら昨年出場した選手が5人残っているのも強みだ。続くのは学法石川(福島)か。遠藤ら5000メートル13分台の2人に加え、阿部のタイムは14分0秒48。全国高校総体で1500メートルを制した田母神もおり、総合力が高い。都道府県予選会で2番目の記録を残した須磨学園(兵庫)は西川が粘れるか。佐久長聖(長野)はエース関が鍵を握る。