陸上長距離王国のケニアで世界反ドーピング機関(WADA)の関係者を装った3人の男がドーピング検査に絡んで選手を恐喝したとして地元警察に逮捕されたことが10日、分かった。英紙ガーディアン(電子版)などが伝えた。

 ケニア国内の報道によると、容疑者はホテルで選手に接触し、ドーピング検査の陽性反応を公表しないことの見返りとして、4800ポンド(約80万円)の支払いを要求したという。