卓球世界選手権団体戦クアラルンプール大会(28日開幕、マレーシア)の前日練習が27日、試合会場で行われ、女子日本代表は、石川佳純(24=全農)、福原愛(27=ANA)ら5選手が初めて会場の雰囲気を味わった。

 1次リーグ最大の難敵でもある北朝鮮戦を想定し、カットマンや左対策を行ったが、石川は「ロビングが上がった時に気になる」と照明機器の光に違和感を感じた様子だった。

 対して福原は「会場が紫と赤を基調としていて、きれいだなと思った。マレーシアのご飯もすごくおいしい」と笑顔。主将として仲間を引っ張るが「1人1人がどんどん殺気だってきて、心の準備も整ってきていると思います。いよいよ開幕なので、ドキドキとワクワクが入り交じった感じです」と、手応えを得ていた。