4大大会の全仏オープン前哨戦となる大会で、世界ランキング6位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)が、世界24位のビクトル・トロイツキ(セルビア)を5-7、6-2、6-3のフルセットで破り初戦突破した。

 錦織は「苦しい中で3セットで勝てた。プレーは良いと思うので、次に向けて準備したい」と振り返った。

 第1セットはお互いキープし合う展開だったが、第12ゲームでトロイツキにブレークを許しセットを先取された。第2セットでは錦織が第3、7ゲームをブレークし追いついた。勢いの出てきた錦織は最終セットでも第5ゲームで先にブレーク。最後も第9ゲームをブレークして決めた。

 3回戦では、世界13位のガスケ(フランス)-同42位セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。次戦に向けては「先週の疲れも出てきているので、明日はしっかり休みたい」と本音をもらした。

 昨年の同大会は8強止まりだったが、準々決勝でジョコビッチとフルセットの激闘を演じた。ここをステップに、全仏オープンでも日本男子82年ぶり8強入りの快挙を成し遂げている。「良いテニスを持続できるように、今週は頑張りたい」と前を見据えた。