2020年東京五輪の会場見直し問題で、唯一結論が先送りとなったバレーボール会場に関して、日本バレーボール協会の木村憲治会長(71)は29日、都内で会見し「今日結論を出していただくと思っていた」と残念がった。

 計画通り「有明アリーナ」建設を希望する。東京都の小池百合子知事は横浜アリーナと比較、精査してクリスマスに結論を出す予定。ちょうどクリスマスの12月25日はバレーボールの日本一を争う全日本選手権最終日。「ファイナルの日。いい結論をいただきたい」と最高のクリスマスプレゼントを希望した。

 残り約1カ月は「日本協会だけでなく、他のアリーナスポーツ、オリンピアンらと連係し、引き続き嘆願していきたい」と最後まで「有明アリーナ」新設を訴えていく。