2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の遠藤利明副会長は25日、築地市場(東京都中央区)から豊洲(江東区)への移転延期問題に絡み、移転後の跡地を大会関係車両の駐車場として使う現在の計画が困難となった場合に備え、東京都と駐車場の代替地の検討に着手していることを明らかにした。同日の自民党会合で説明した。

 組織委は市場跡地を約5千台の車両の駐車場として活用する構想で、移転の延期には森喜朗会長も懸念を示していた。