世界ランク168位の西岡良仁(22=ミキハウス)は同76位のアンドレアス・セッピ(33=イタリア)に1-6、3-6、4-6でストレート負けした。


 左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂をして以来、約10カ月ぶりのツアー本戦出場となった西岡は、1回戦で第27シード、同29位で12年ウィンブルドン8強のコールシュライバー(ドイツ)を6-3、2-6、6-0、1-6、6-2の2時間39分のフルセットで下す金星を挙げて2回戦に進出したが、3回戦進出はならなかった。



西 岡01-6
3-6
4-6
3セッピ


試合終了後、握手する西岡(左)とセッピ(AP)
試合終了後、握手する西岡(左)とセッピ(AP)

リターンする西岡(AP)
リターンする西岡(AP)

第3セット


   101112
西 岡         4
セッピ       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第10ゲーム 15-15から西岡の連続ミスで15-40とマッチポイント。ストローク戦から西岡のバックがアウトし、セッピがブレークして3セットを連取し3回戦進出


▼第9ゲーム セッピのミスでポイント先行も、西岡のフォアのクロスはジャストアウト。再びセッピのミスで15-30。30-30から西岡がセカンドをたたき、5度目のブレークチャンス。しかし、西岡のフォアがアウトしジュース。西岡はがっくりとした表情。西岡のバックがアウトし、セッピのアドバンテージ。西岡のドロップショットは拾われ、セッピのスマッシュを返せずセッピがキープ


▼第8ゲーム 西岡が力強いストロークなどでラブゲームでキープ


▼第7ゲーム セッピが9本目のエースを決めるなどラブゲームでキープ


▼第6ゲーム 40-30から西岡のバックがアウトしジュース。セッピのバックがアウトし西岡アドバンテージ。最後は1本目のエースで西岡がキープ


▼第5ゲーム 西岡がポイント先行。15-30から西岡のリターンミスで30-30。セッピが8本目のエースで40-30と逆転。最後はフォアのウイナーでセッピがキープ


▼第4ゲーム セッピが強烈なフォアのウイナーでポイント先行。西岡が2ポイント連取で30-15。40-30から西岡のフォアのダウンザラインはジャストアウトでジュース。2度目のジュースで西岡がダブルフォールトでブレークピンチもセッピのミスでしのぐ。3度目のジュースを粘り強いストロークで制して西岡がキープ


▼第3ゲーム セッピが40-30から7本目のエースを決めてキープ


▼第2ゲーム 西岡がラブゲームでキープ


▼第1ゲーム 第3セットの前に西岡がトイレットブレーク。セッピのサーブで第3セット開始。15-15から西岡のバックのスライスがアウトし30-15。続いてフォアもネットにかかり40-15。40-30からセッピのフォアがアウトしジュース。西岡がフォアのウイナーで4度目のブレークチャンス。しかし、甘くなったリターンをたたかれものにできず。2度目のジュースでセッピがキープ


第2セット


   101112
西 岡          3
セッピ       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第9ゲーム やや集中の切れた感のある西岡がミスから0-30。15-40からセッピがあっさりブレークし第2セットも連取


▼第8ゲーム セッピが5本目のエース。コードボールもネットインし30-0。西岡のドロップショット失敗で40-0。40-15からファーストを決め、セッピがあっさりとキープ


▼第7ゲーム ストローク戦で左右に揺さぶられ15-30。しかし次の長いラリーを制して30-30と巻き返したが、バックのウイナーを決められブレークピンチ。西岡はファーストを決めジュースに粘る。長いラリーからセッピに絶妙のドロップショットを決められ、再びブレークピンチ。西岡のフォアがアウトし、セッピがブレーク。西岡はラケットをたたきつけて悔しがる。本来のストロークの力が戻ってきた西岡だが、まだセッピに主導権を握られている


▼第6ゲーム 西岡がセカンドをたたいてセッピのミスを誘いポイント先行。15-15からセッピが意表を突くドロップショットで30-15。30-30から西岡のフォアのクロスがアウトし40-30。西岡がフォアのクロスのウイナーでジュース。最初のジュースで4本目のエースを決め、セッピがキープ


▼第5ゲーム 40-30から西岡のバックがネットにかかりジュース。西岡がバックのウイナーでアドバンテージ。長いラリーを西岡が制してキープ


▼第4ゲーム ダブルフォールトで西岡がポイント先行。15-30から3本目のエースを決められ30-30。コードボールをセッピがアウトし、3度目のブレークチャンス。西岡がネットに出たが返せずジュース。2度目のジュースでセッピがキープ


▼第3ゲーム リターンエースを決められ15-30。30-30からバックの強烈なクロスで40-30も、バックがアウトしジュース。連続してファーストを決めた西岡がキープ


▼第2ゲーム 西岡がバックのアングルショットで15-30。続けてバックのウイナーで15-40とダブルのブレークチャンス。30-40から西岡のフォアがフレームショットとなりジュース。3度目のジュースでファーストサーブで圧倒したセッピがキープ


▼第1ゲーム 西岡のサーブで第2セット開始。ストロークで競り勝った西岡がラブゲームでキープ


第1セット


   101112
西 岡            1
セッピ       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク


▼第7ゲーム ファーストポイントを西岡が奪うが、3ポイントを連取される。40-30からセッピのバックがネットにかかりジュースと粘ったが、セッピがキープし、第1セットを先取


▼第6ゲーム セッピのストロークに圧倒され、再び0-40とトリプルのブレークピンチ。ダブルフォールトでセッピがあっさりとブレーク


▼第5ゲーム セッピのサーブがさえ、ラブゲームでキープ


▼第4ゲーム 西岡がネットプレーのミスなどで0-30。さらにレシーブミスでトリプルのブレークピンチ。1ポイントを返したが、フォアのウイナーを決められセッピがブレーク。西岡はファーストの確率が20%と苦しい展開


▼第3ゲーム セッピがラブゲームでキープ


▼第2ゲーム 粘り強いストロークで優位に立ち、40-15から西岡がフォアのウイナーでキープ


▼第1ゲーム コイントスに勝った西岡がレシーブを選択。セッピのサーブで日本時間午前9時24分に試合開始。西岡がポイント先行もセッピが1本目のエースなどでキープ