北京五輪の陸上男子400メートル障害代表の為末大(APF)は4日、注目される去就について「(結論は)あまり延ばせない。みんながシーズンを終わるまでには決めたい」と話し、早ければ9月末にも結論を出す意向を示した。

 引退の可能性を示唆して臨んだ北京五輪は予選落ち。その後は「何を思うか、帰って(感じて)みたい」と態度を明確にしないまま帰国した。現在は競技への意欲は衰えていないのを確認できたが、ひざの状態は思わしくなく「そのあたりをどう折り合いをつけるか」が決断のポイントになるとしている。