<競泳:短水路日本選手権>◇11日◇東京・辰巳国際水泳場

 昨季、不振を極めた男子背泳ぎの古賀淳也(24=第一三共)は、50メートルで勝ちはしたが目標に掲げていた22秒台に遠く及ばず「(泳ぎが)ぎこちなかったと思う」と顔を曇らせた。

 ターンがスムーズさを欠き、得意とするバサロキックも「打ち急ぐ感じがあった」としっくりこなかった。それでも、12日の100メートルに向け「直すべきところを確認できたのでよかった。(日本人初の)49秒台を目指す」と強気の姿勢は崩さなかった。