ロンドン五輪出場権を懸けたアマチュアボクシング女子の世界選手権の組み合わせ抽選が11日、中国の秦皇島で行われ、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんことミドル級で世界ランキング32位の山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)は、14日に初戦の2回戦でウズベキスタン選手と対戦することが決まった。

 フライ級で世界16位の箕輪綾子(フローリスト蘭)は12日の1回戦でギリシャ選手と、ライト級で世界39位の釘宮智子(平成国際大)も同日の1回戦でナイジェリア選手と顔を合わせる。日本勢の相手3人はいずれもシード選手ではなく、世界的な強豪ではない。

 当初は8強入りが五輪切符獲得の条件とされたが、各大陸に出場枠があることが分かった。アジアはフライ級とライト級が2でミドル級が1で、山崎が五輪に出場するにはアジア選手で最上位になる必要があるなど、日本勢には厳しい状況になった。

 大会は1日前倒しされ、11日夜に開幕する。