<アメリカンフットボール:Xリーグ:IBM56-35鹿島>◇10日◇川崎球場◇日刊スポーツ新聞社主催

 社会人アメリカンフットボール日本一を争うXリーグは、セカンドステージのスーパー9リーグ(上位リーグ)で、IBMが56-35で鹿島を破る波乱があった。

 試合は鹿島が開始12秒にWR前田が91ヤードのキックオフリターンTDを奪い、幸先の良いスタートを切った。しかし、すぐにIBMがQBクラフトのTDパスで追い付くと、点の取り合いとなった。

 最後はこの日合計5本のTDパスを決めたクラフトが流れを引き寄せ、IBMが21点差で快勝した。実業団ラストシーズンの鹿島は準決勝進出に黄信号がともった。

 鹿島の次の試合は17日午後2時半、大阪・長居陸上競技場。パナソニックと対戦する。