柔道女子48キロ級で昨年の世界選手権2位だった浅見八瑠奈が当面、試合に出場せず休養すると9日、所属先のコマツが発表した。戦列を離れる期間はおよそ1年の見通しで、2016年リオデジャネイロ五輪は出場を目指すという。

 浅見は3連覇を逃した世界選手権決勝で右肘を痛めた。昨年12月ごろ本格的な練習を再開したが、実戦復帰は白紙のままとなっていた。4月の全日本選抜体重別選手権を欠場すると、世界選手権(8月)の代表に選ばれる可能性はなくなる。