バレーボール女子の日本代表のエースアタッカーでロンドン五輪に出場する木村沙織(25)がプレミアリーグの東レを退団することが9日、明らかになった。複数の関係者によると、移籍先は欧州のリーグとみられる。

 木村は東京・下北沢成徳高3年だった2004年、史上最年少の17歳でアテネ五輪に出場。05年に東レ入りし、攻撃だけでなくレシーブもこなせる万能選手として活躍を続けている。09~10年シーズンにはリーグの最高殊勲選手にも選ばれた。

 08年の北京でも代表入りしており、五輪は今回で3大会連続となる。