フィギュアスケート男子の織田信成(22=関大)がバンクーバー五輪シーズンの今季、最高難度の4回転-3回転-3回転の連続ジャンプに挑む。24日、大阪・高槻市の関大で練習を公開。「4-3-3を成功させたい」と話し、国際スケート連盟公認大会で過去2人しか成功していない大技を今季のフリー演技に入れる意向を明かした。「練習での確率は低いけど、感触はいい。(今季初戦の10月の)フランス杯で成功させる自信はある」と話した。

 オフには週6日、1日3時間筋力トレーニングに取り組んで「トレーナーの方からは1年前と比べて下半身の筋力が40%アップしたと言われた」という。体脂肪率は昨年の8%から6%まで絞り込まれ、体重は1キロ増の56キロ。「体が軽く感じる。続けて跳んでも前より疲れないから、氷上の練習も充実している」と笑みを浮かべていた。