大相撲の人気力士、安美錦(33=伊勢ケ浜)が27日、名古屋市中川区の愛知小を訪問した。国際文化学習の一環として、日本の伝統文化の1つである相撲の先生として招かれ、6年生50人と交流した。質疑応答では、力士の生活、食事、稽古の様子などを紹介。「怖いものは何ですか?」と聞かれると「師匠ですね。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が一番怖いです」と答えた。「安美錦関にとって、相撲とは何ですか?」という質問には「僕の人生そのものです」と言って、生徒たちを感嘆させた。このほか、紙相撲や腕相撲で対戦しつつ、名古屋場所(7月8日初日、愛知県体育館)もPR。最後は「野球は中日ドラゴンズ、サッカーは名古屋グランパス、相撲は安美錦を応援してください」と言って、拍手を浴びていた。