19日に72歳で死去した元横綱大鵬、納谷幸喜さんの葬儀、告別式が31日、東京・青山葬儀所で行われ、多くの参列者が大横綱との別れを惜しんだ。

 女優の黒柳徹子が弔辞を読み、NHKのエレベーターで初めて会った際に立ちすくんでしまったこと、その姿を見た大鵬さんから「どうぞ」と優しく声をかけてもらった思い出を披露。「天才でも努力していることを教えてくれた」と故人をしのんだ。横綱白鵬も生前に受けた恩への感謝を語り、大鵬さんを目標に精進を続けることを誓った。