中日ライデル・マルティネス投手(25)が13日に監督推薦で「マイナビオールスターゲーム2022」に選出された。キューバ時代にも経験がなく、球宴初選出を素直に喜んだ。来日6年目の最速161キロ右腕は守護神に定着。今季は30試合2勝1敗、20セーブ、4ホールド、防御率0・30の成績を刻む(14日現在)。28試合連続無失点も継続中で、田島、高橋聡文が持つ31試合連続無失点の球団記録に肉薄中だ。

「ライデルの記録はすごいですよ。イニングの頭から任されて1回を抑えてきてますから」

小林正人監督付広報は、R・マルティネスの記録に舌を巻いた。現役時代に左サイドスローのワンポイントとして中日のリーグ優勝や日本一を経験。11年6月28日横浜戦から同9月19日巨人戦まで27試合連続無失点を記録した。同年は自己最多の58試合に登板し、防御率0・87。「数字はうれしかった。でも僕は(回の)途中から出て、塁にいた走者をかえしたこともありましたから」。ホームを踏ませずに、自身の記録を抜いたカリビアンをたたえた。

14日のヤクルト戦で3年連続20セーブを挙げた右腕は「神様のおかげで20セーブを挙げることができた。練習でやっていることが試合でもできているからだと思う」と喜んだ。チームは松葉が新型コロナ感染で離脱し、リリーフへの負担はさらにかかる。「これからもチームに貢献できるように、しっかり準備してマウンドに上がることを心がけ、頑張る」。記録とともに、快速右腕の責任も比例して重くなっていく。【中日担当 伊東大介】