<ソフトバンク3-1西武>◇8日◇みずほペイペイドーム
足踏みを続けていたソフトバンクが、連敗を「4」で止めた。試合後、笑顔で一塁ベンチ裏から姿を見せたのは孫オーナーだった。「いやあ、よかったですね。僕が(スポンサーの)みずほ(銀行)さんと一緒に来たときは21連勝。負けなしです。(優勝を)目指したいですね」と引き揚げていった。そんな高勝率なら毎試合でも観戦に、とチームは願うところだろう。
重く苦しい展開で、踏ん張った。ブルペン陣の粘投もさることながら、気持ちが少しは晴れたのではないかと感じたのが正木だ。2回の第1打席。1死一塁から西武武内のスライダーを左前に運び、先制点につなげた。
正木にとって19打席ぶりの「快音」だった。1日のロッテ戦(ZOZOマリン)で5号2ランを含む3安打3打点の固め打ち。その後、バットが湿った。「(ロッテ戦で)3本打ってからずっと打ってなかったし、ちょっとホッとしました。打撃感覚のちょっとしたズレがあって」。4連敗中は得点圏で好結果を出せず。「僕が打てば勝てたのに…とか、考えてしまって」。責任を痛感しながら「気持ちを引きずらないように。早く寝て、切り替えるようにしていました」と苦笑いした。
小久保監督はなかなか正木を褒めない。この厳しい環境を乗り越えてこそ、という親心なのだろう。「監督に褒められたらうれしいんです。でも、最近ないですね」。チームの9月戦線とともに、3年目の飛躍への厳しい戦いは続く。




