東海大菅生の4番片山昂星(2年)が1本塁打を含む4安打2打点の活躍で初の8強入りに貢献した。

 1回2死三塁から先制の左二塁打を放ち、打線を勢いづけた。3回には今大会自身1号となるソロ本塁打を右中間に運んだ。

 「気持ちよかった。自分でもビックリです」とダイヤモンド一周は夢心地だった様子。「前回の試合で全員いい打撃が出来ていた。その流れで打つことができた。(三塁打が出ればサイクル安打?)分かっていなかった。そんな余裕はなかった」とはにかんだ。

 主砲片山のバットに誘発された打線は2試合連続2桁安打となる19安打の猛攻で9得点。「つなぐということを徹底している。全員でつなぐことを意識した結果が大量点になった」と声をはずませていた。