仙台育英(宮城)の西巻賢二内野手(3年)が21日、高校日本代表選出から一夜明け、宿泊先の大阪市内の宿舎で意気込みを語った。20日の広陵(広島)との準々決勝敗退後に代表内定を知らされ、照準を日本一から世界一へ変更した。21日に仙台へ戻り、今日22日から始まる国内合宿(千葉)に臨む。第28回U18(18歳以下)W杯(9月1~11日)はカナダで行われる。

 日の丸の重さを、ひしひしと感じていた。日本一の夢が破れた20日の夜、代表入りを知らされた西巻は、代表初の世界一へ既に照準を合わせていた。2年前は全国準Vの先輩、佐藤世那(現オリックス)平沢大河(現ロッテ)郡司裕也(現慶大)の3人が選ばれたが、準優勝に終わっていた。

 西巻 日の丸を背負うのは初めて。良い意味での責任、重さを感じる。世界一は1度も達成したことがないと聞いた。やる以上は世界一。2年前は自分が1年生で、先輩たちはすごいなと思ったけど、今度は自分の番。やってやるぞという気持ち。