広陵・中村奨成捕手(3年)が1試合2本塁打を放って、1大会6本塁打の新記録を樹立。試合後の中村選手の主なコメントは以下の通り。

 -試合を振り返って

 打ち勝てて良かったです。応援が味方になってくれたので、堂々と出来ました。

 -初回先制の2ランが大会記録に並ぶ5本塁打。5回同点のソロが大会新記録の6本塁打

 なんとか同点にしたい気持ちで打ったのがホームランで良かった。同点になって、ベンチが喜んでいた。本当に打って良かったです。正直うれしかったけど、まだ勝ってないので、勝ってから喜ぼうかなと思います。

 -これだけ打って

 不思議な感覚。すごい場所なんだなと思います。球児のあこがれている場所で、立てているだけでもありがたい。結果が出ているのは甲子園の力だと思います。

 -6本塁打、17打点、38塁打と3つの記録を更新

 初耳です。今のままで満足したくないので、明日も頑張って、誰にも追いつけないような記録を作りたいです。

 -5回には相手のスクイズをダイビングキャッチ

 勝手に体が反応してああいう形になった。流れがあっちに行ってたのでなんとかと思った。

 -9回は満塁のピンチ

 (07年の決勝と)似てるなと思って、リラックスできました。

 -10年ぶりの決勝

 10年前の借りを返したい。そのためにやってきた。何が何でも勝ちたい。