大阪桐蔭が大阪大会の決勝史上最多となる23得点で大院大高を圧倒し、2年連続の優勝を飾った。

 初回に先頭・宮崎仁斗外野手(3年)の三塁打と青地斗舞(とうま)外野手(3年)の犠飛で、わずか3球で1点を先制し、この回に4点を奪取。5回までで10-0と大量リードを奪った。

 今秋ドラフト1位候補の4番・藤原恭大(きょうた)外野手(3年)は、今大会2本目の本塁打を含む6打席連続安打で6打点をマーク。先発全員安打、全員打点の猛攻をけん引した。守ってもエース柿木蓮投手(3年)が9安打2失点で完投した。

 優勝インタビューで西谷浩一監督(48)は「春夏連覇のチャンスをもう1度いただけました。正々堂々と臆することなく春夏連覇に挑戦したいと思います」と、史上初の2度目の甲子園春夏連覇を目指すことを誓った。