「暴投」が取り消しになる珍しいプレーがあった。
8回に登板した阪神工藤泰成投手(24)が無死一塁、2ボールからの3球目を投じたが、ワンバウンドして捕手の伏見寅威捕手(36)が後逸。走者が二塁に進み工藤に暴投が記録された。
ただ、直後に審判団がグラウンド上で集まって協議。ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(33)は空振りしていたが、振り切ったバットの先が捕手の伏見に当たっていた。
審判は「スイングの余勢が捕手に当たりました。走者を一塁に戻します」と場内にアナウンス。走者は一塁に戻され、無死一塁、カウント2-1でプレー再開した。
野球規則では故意ではなく、空振りしたあとのバットが捕手や投球に当たった場合はボールデッドとし、走者の進塁を許さないと定めている。
NPBはこの日から、すっぽ抜けたバットに関する「危険スイング」の新規定の適用を始めたが、それとは全く別の規則となる。



