第100回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕・甲子園)の出場校による甲子園見学が始まり、春夏通じて初出場の白山(三重)や走攻守そろったプロ注目の遊撃手、小園を擁する報徳学園(東兵庫)など12校が感触を確かめた。

 記念大会の今回は史上最多となる56校が出場。開幕が例年よりも早いため、恒例の甲子園練習を実施しないことになった。

 15分間の見学時間の中、各チームは守備位置に就いたり、打席に立ったりして、試合に向けて準備していた。

 白山の辻主将は「初出場らしい、さわやかな試合をしたい」と抱負を語った。報徳学園の小園は「このグラウンドで試合をできる喜びを感じた」と笑顔だった。

 甲子園見学は2日まで行われる。