ピンクに染まったスタンドから大歓声が巻き起こった。ソフトバンク山川穂高内野手(34)が今季初となる1試合2発の豪快アーチを放った。

1点を追う2回裏。先頭で第1打席が巡ってきた。カウント1-2と追い込まれた7球目。ロッテ先発田中のフォークに体勢を崩されたが左手1本で左翼席へ運んだ。試合を引き戻す7号ソロ。「先制を許してすぐに追いつこうと打席に入った。うまくフォークを拾ってホームランにすることができました」。2日の楽天戦(みずほペイペイドーム)以来、6試合ぶりのアーチ。技ありの1発はアーチストの感覚を呼び覚ました。

4回だ。無死一、二塁の場面で第2打席が回ってきた。カウント3-1から149キロの直球。完璧に捉えた。打球速度184キロの高速弾道で左翼席中段に突き刺した。2打席連続となる8号3ラン。「カウント有利で完璧に振り抜くことができた」。昨年7月3日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)以来の1試合2発。山川に笑顔が戻った。

7日の休日には福岡市内の練習場で約3時間バットを振り込んだ。「手だけで打っていたのを体の回転で打つように。打球の飛びもよかった」。試合前も午前9時すぎからドームでアーリーワークに汗を流した。大砲復調はチームにとって何より頼もしい。

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