大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)が5回に右越えソロ本塁打を放ち、同校の夏の甲子園通算46本目。PL学園を抜き歴代単独トップに立った。PL学園にあこがれをいただいてた藤原は「偉大なチームですごいチーム。超えられたのはうれしいです」。西谷浩一監督(48)は「積み重ねの数なので、意識していません」と控えめに話した。

 2回に根尾昂投手兼内野手(3年)が左中間に先制ソロ本塁打を放ちPL学園に並んでいた。大阪桐蔭は8回に藤原が2本目。9回には石川瑞貴内野手(3年)も本塁打を放ち記録を48本まで伸ばした。

 今大会は2回戦の沖学園(南福岡)戦で藤原と根尾がアベック弾。またしても2人のアベック弾で今大会4本目となった。

 同校の第1号は91年第73回大会2回戦の樹徳戦で萩原誠(元阪神)が放った。

 春夏の最多本塁打はPL学園の70本。大阪桐蔭はこの試合で4本塁打を放って71本。こちらも一気に抜き去った。