浦和実が埼玉栄に3-2で競り勝ち、準決勝進出を決めた。浦和実は同点の8回1死一塁、4番の竹内琉生捕手(2年)が決勝2ランを放った。

3回戦で花咲徳栄にサヨナラ勝ちした埼玉栄は、浦和実の継投の前に2得点と沈黙した。東北高校の監督時代、03年夏の甲子園でカブス・ダルビッシュを擁し、準優勝した経歴を持つ埼玉栄の若生正広監督(68)は「(決勝点は)エラーの後のホームランですからね。(浦和実の投手は)コーナーを突いてくるよね」と話した。