第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。

◆初出場 大会初出場は8校。夏の大会を含め甲子園初出場は札幌大谷、啓新、石岡一、富岡西の4校。

◆出場回数 歴代最多出場の龍谷大平安が41度目。東邦は2位の中京大中京に並ぶ30度目。

◆夏春連続 昨夏も甲子園に出ているのは八戸学院光星、山梨学院、横浜、星稜、龍谷大平安、明石商、智弁和歌山、広陵。

◆私立優勢 公立は21世紀枠の3校を含め9校。私立23校。

◆アベック出場 北海道、神奈川、京都、和歌山、広島、大分から複数校が出場。北海道勢は史上初めて札幌市から2校選出。21世紀枠を除く一般選考で大分から2校は90年(柳ケ浦、日田林工)以来。

◆V経験校 春夏のいずれかで甲子園V経験があるのは桐蔭学園、習志野、横浜、東邦、龍谷大平安、智弁和歌山、広陵、高松商。

◆北関東3県の一般選考ゼロ 栃木、群馬、茨城の3県から一般選考がなかったのは85年以来34年ぶり。

◆徳島3校目の21世紀枠 徳島県勢が21世紀枠で選ばれたのは10年川島、11年城南に次いで3校目。21世紀枠で通算3校は北海道、岩手、宮城、和歌山、島根に並ぶ最多。