優勝候補の帝京が初戦を完封勝ちで締めた。

先発の田代涼太投手(3年)は9回7安打3奪三振で、公式戦初完封。「ぶんぶん振っているイメージがあった。甘くならないように気をつけた」と、スライダーと真っすぐ中心の配球で相手に的を絞らせなかった。最後の打者には「三振を狙っていた」。狙い通り、見逃し三振に打ち取ると、自然とガッツポーズが出た。

前田三夫監督(70)は「なんとか1つ勝って良かったじゃないですか」とほっとした様子。次戦は19日の4回戦、江戸川-芝浦工大付の勝者と対戦する。