岡豊の珍名エースが名門を苦しめた。先発した植田ジゲン(3年)が明徳義塾相手に6回まで2安打無失点。

名前の由来は「ルパン三世」シリーズの次元大介からという右腕は、早撃ちのような小気味いいテンポと精密なコントロールで的を絞らせなかった。

しかし「疲れが出てしまい、球質とコントロールにズレが出た。球が走らなくなった」と8回に集中打で勝ち越しを許し、9回116球の熱投も力尽きた。