明石商・杉戸理斗投手(3年)が延長10回155球を投げ切った。狭間監督の「お前らの力で中森を1回くらい楽にさせてやれ」という言葉に奮起。3日前に使用を決めた90キロ台のカーブなど緩急を生かし、1回に2ランを浴びた後は無失点。

「最後まで投げ切るつもりだった。最少失点でできた」。3年生左腕が2年生エースの温存に貢献し、初の日本一にまた1歩近づいた。