<見どころ>

【第2試合(10:30)星稜(石川)-智弁和歌山】

最速158キロ右腕で大会NO・1投手の星稜・奥川恭伸(3年)と強打の智弁和歌山が激突する。奥川は初戦を完封し、2回戦は6回途中からの救援登板で甲子園自己最速の154キロをマーク。球数を39に抑えることができ、台風の影響で大会1日順延があったため中3日で3回戦を迎える。

智弁和歌山は2回戦の明徳義塾戦を逆転勝ち。1点を追う7回、大会タイ記録の1イニング3本塁打を含む猛攻をみせた。東妻純平捕手(3年)は初戦3安打に続き、2回戦では本塁打を含むマルチ安打。黒川史陽(ふみや)主将、西川晋太郎内野手(ともに3年)も5季連続安打を記録するなど打線に切れ目がない。

星稜打線は2回戦で相手の左腕に合わせ、右打者の福本陽生内野手(3年)が「7番二塁」で先発。その福本が3安打を放つなど、初戦の1得点→2回戦6得点と上向き。エース池田陽佑(3年)をはじめ豊富な智弁和歌山投手陣を崩せるかもポイントとなる。

なお石川県勢は夏の甲子園で和歌山県勢に6戦全敗だが、今回はどうか。