帯広大谷3番石田一樹捕手(3年)が攻守で勝利に貢献した。昨秋の大会後に外野手から転向。捕手として初の公式戦で左腕兼山湧伍、右腕三杉笙(しょう、ともに3年)をリードし、8-1でのコールド発進に導いた。打撃でも初回無死二、三塁で先制の右越え2点適時二塁打。「今年初の公式戦で緊張した。複数投手のボールを受け、勝てたのは自信になる。課題もあるので、次の試合までに修正したい」と振り返った。

○帯広大谷の網野元監督(48) 初回に点が取れたのが良かった。投手陣がここまで充実しているのは初めて。何とか北北海道大会の代表権を取って、長くやらせてあげたい。