江陵がベンチ入り18人全員でラストサマー初戦を飾った。

昨年4月に幕別と統合し、現3年生が卒業すると閉校となるため、公式戦はこの夏が最後。この日は先発沢慶太郎(3年)が4回無失点10奪三振の好投で流れをつくり、打線も3回に2点、4回に9点とたたみかけ5回コールド勝ちした。ベンチの9人も全員出場。尾崎太郎主将(3年)は「今日は初戦の緊張もあり、いつもの試合と雰囲気が何か違ったが、みんなで勝てたのは良かった。最後に今までやってきたことをしっかり出せるようにしたい」と前を向いた。

▽江陵の谷本献悟監督(39) 勝っても負けても終わりが来る。何とも言えない大会。選手には6連勝するための6分の1だと伝えて送り出した。まだ気持ちと頭がずれている。次戦までに、そこを一致させないといけない。