桐光学園が5回コールドで初戦を突破した。

プロ注目左腕のエース安達壮汰投手は出場せず。背番号10左腕の小沢玲央投手(いずれも3年)が先発し、3回1安打1失点と試合を作った。小沢は「低めのチェンジアップとフォークが良かったが、リリースポイントにばらつきがあるのを克服できなかった」と振り返った。

この日の朝、球場に入ってから先発を伝えられた。「前日から準備していたが、ドキッとした。安達が後ろにいるので投げやすかったです」と快投を続けた。

4回からは同じく左腕の坂東俊太投手(3年)にスイッチ。坂東も2回無安打無失点で試合を締めた。

桐光学園の左腕と言えば、12年夏の甲子園を沸かせた楽天松井。左腕王国で8年ぶりの神奈川制覇を目指す。小沢は「テンポ良く投げて優勝に貢献したい。次は完封したいです」と意気込んだ。