帯広三条は12安打を放ち、3度追いつく粘りを見せたが、8回の3失点が大きくのしかかった。

9回裏も2死満塁のチャンスをつくったが、走者を返すことができなかった。それでも中堅中島の好返球など随所に練習の成果を発揮。松田主将は「最後まで自分たちらしい野球は貫けた。力を出し切ったので悔いはない」と話していた。

▽帯広三条の山本浩介監督(51) 最後まであきらめないで勝とうとしていたところは評価したい。勝てる望みを見せてくれたのは、成長を感じる。公立校として、もう1日、残りたかった。