相模原のリベンジはならなかった。

昨夏は準々決勝で横浜に逆転勝ち。準決勝で東海大相模に敗れたが、打力を武器にノーシードからの快進撃を見せた。この日は、投手陣が東海大相模打線につかまった。15安打を許し、10失点で7回コールド負け。佐相真澄監督(61)は「相模の打線が強すぎて、抑えきれませんでした」と認めた。

昨夏の神奈川県大会で4本塁打を量産した温品直翔遊撃手(3年)は3番で出場。初回2死走者なしから中前打を放ったが、後の打席は、四球、三振、一ゴロだった。「東海大相模は宿敵と思ってやってきました。自分が全ての打席で出塁すれば変わっていたのかな。悔いが残ります」と悔しさを隠さなかった。

後輩たちには「相模を倒して甲子園に出て欲しい」とエールを送った。