ノーシードからの優勝を狙う帝京が快勝発進した。打っては、13安打10得点。投げては、3投手が無安打無得点リレーで、6回コールド勝ち。次戦は、18日に昭和第一と戦う。

序盤3回までは、相手左腕に初回の1点のみ。だが、4回にボールが浮き始めたところを逃さず、足も絡めて3点追加。さらに、5回には武藤闘夢主将(3年)の2ランなどで4点追加。一気に突き放した。

前田三夫監督(72)は「まだまだ前半が。その辺を、しっかりさせないと。始まったばかり。こんなもんじゃありません。反省材料を重点的にやっていきたい」と、序盤の攻めあぐねを指摘した。ただ、チームに勢いがつく勝ち方だ。「スタートはいいですね」と、笑顔で会見を終えた。