至学館(愛知)が、悪夢のサヨナラ逆転負けで5年ぶりのセンバツ切符を逃した。

9回に3点勝ち越し直後、適時打などを許し、押し出し四球で同点。満塁で二塁内野安打を許して敗れた。球際で守備のミスを重ねた。2回に2者連続スクイズを決めるなど、序盤は敵を揺さぶり優勢だった。麻王義之監督(58)は「打球処理で硬くなった。内外野、あと1歩のプレーが決まっていれば。残念ですが選手はよく頑張った」と話した。安並蒼悟主将(2年)も「守備の乱れが春夏に出ないよう冬にしっかり取り組みたい」と反省した。