四国地区からは高松一(香川)が推薦された。部員は13人と少数だが、今秋香川大会は2勝を挙げて8強に進出した。県内有数の進学校で「文武両道」を実践する。

四国4県の推薦校のうち松山商(愛媛)と2校に絞られた。地区選考状況では「13名の少数で丸亀城西高校や小豆島中央高校といった近年の甲子園出場校に勝利してのベスト8が大きな評価を得た」と説明。昨夏以降、すべての大会で8強以上に進出する点も大きく評価された。学業と部活動を両立させ、個人練習も重んじる。推薦理由は「近年、多くの学校が抱える部員減少というハンディを乗り越え、同じような問題を抱える学校に勇気と希望を与える機会となるためにも高松第一高校を21世紀枠候補として推薦する」とした。

甲子園には春夏通算4度出場。72年夏が最後で、センバツ出場なら、49年以来、73年ぶりになる。かつて「怪童」の異名をとり、西鉄の主砲としてプロ野球の一時代を築いた中西太氏(88=日刊スポーツ評論家)が同校OBで、49年センバツでプレーした。古豪が久しぶりに甲子園に勇姿を見せるか、来年1月28日の選考委員会に注目が集まる。

同校は1928年(昭3)に設立された旧制高松一中に始まる共学の市立校。21年度は871人の生徒が学ぶ(5月1日現在)。英語教育や理数教育に力を入れる。