昨秋の東北大会4強の八戸工大一は、八戸東に5回コールド勝ち。9安打と打線がつながり、11盗塁と機動力も絡めた。

八戸工大一は0-0の2回に打者一巡の猛攻で一挙5得点を奪い、試合の主導権を握った。5番砂頼人主将(3年)が2安打1打点の活躍。2回無死二塁の場面で右前打を放ち、4回には左前適時打。「調子は良くなかったけど、チームのために徹しようと思った結果です」。昨秋の東北大会は準決勝で花巻東(岩手)にサヨナラ負けを喫し、あと1歩のところでセンバツ出場を逃した。「悔しい思いをしたので、春は県優勝と東北大会優勝を目指してやっていきたいです」と力を込めた。