前日8日に降雨の影響で福岡大会初の継続試合となった一戦は延長戦の死闘になり、鞍手竜徳が制した。“24時間”超の逆転劇だった。鞍手竜徳の桜木康樹監督(57)は「長かったですね」とホッと一息。「(雨天ノーゲームで)再試合よりも、継続試合の方が集中できる。すごくいいルールだと思う」と初体験の2日またぎゲームを前向きにとらえた。
試合は1-2の5回裏無死一塁で「継続」となった。
2点を追う6回1死満塁から渡辺一樹捕手(2年)の中ゴロ(中前の打球を中堅手が三塁送球し、封殺)で1点差に。続く小水柊人外野手(1年)の左翼線適時打で同点とした。
7回には1死二塁から暴投に捕手の悪送球が絡み、勝ち越した。
1点リードの9回の守備では9回2死三塁から小倉商の緒方匠外野手(3年)一塁適時内野安打で追いつかれ、延長戦に入った。
延長10回に犠飛で勝ち越すもその裏に、遊撃手の適時失策で三たび追いつかれた。
試合が決まったのは延長11回。投手の適時失策やスクイズ、2本の適時打などをまとめ打者一巡の猛攻。一挙に6点を奪い、小倉商を突き放した。
試合終了は9日午後4時4分。前日のプレーボールから27時間38分が経過していた。

