6日にNHKで放送された第104回全国高校野球選手権大会の開会式の平均世帯視聴率が午前8時55分から29分間が7・1%、同9時24分から63分間が7・4%(ともに関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

平均個人視聴率はともに4・0%だった。

開会式は予定より約30分遅れの午前9時31分から始まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前日5日に登録ナインでの行進ではなく、主将がプラカードを持つ市西宮(兵庫)の女子生徒の後を主将だけが行進する方式に変わった。

昨年優勝校の智弁和歌山を先頭に行進が始まると場内は手拍子で包まれた。南の興南(沖縄)から順番に各大会の優勝旗を持って行進。5日に集団感染と判断された県岐阜商など6校は欠席し、女子生徒だけがプラカードを持って行進した。

横浜(神奈川)の玉城陽希主将(3年)が、選手宣誓を行った。