秋季高校野球岩手県大会(16日開幕)の組み合わせ抽選会が9日、盛岡市内で行われた。高校通算83本塁打の佐々木麟太郎主将(2年)を擁し2連覇を狙う花巻東は、19日の2回戦から登場。釜石-宮古商工の勝者と対戦する。一関学院、盛岡大付の強豪と同じ「死のブロック」から頂点を目指す。上位3校が秋季東北大会(10月10日開幕、山形)の出場権を得る。

花巻東は「死のブロック」から2連覇に挑む。盛岡市内の抽選会場。くじを引いた佐々木麟主将は「花巻東高校、13番です」と読み上げる。花巻地区第1代表のため、16強からスタート。19日の2回戦、岩手県営野球場での初戦が決まった。1勝すれば準々決勝で今夏甲子園に出場した一関学院、2勝すれば準決勝で2年前の王者・盛岡大付、今夏県準優勝の盛岡中央と対戦する可能性がある。

今夏は県大会準決勝で盛岡中央に2-3で惜敗し、甲子園出場を逃した。1年春から主力で、新主将として今大会に臨む佐々木麟は「先輩たちの今夏の悔しさが非常に残ってますし、それを晴らすために、とにかく目の前の一戦に食らいついてものにすることを、みんなで考えながらやってきました」と力を込めた。

今大会3位以内で秋季東北大会の出場権を獲得する。さらに同大会優勝で来春のセンバツ出場が「当確」。昨秋の花巻東は県大会を制し、東北大会でも優勝を飾り、4年ぶりのセンバツ出場を果たした。当然、今夏届かなかった聖地行きは視界に入るものの、「一戦必勝で準備したい」。先を見ずに1勝を積み重ねる。

花巻地区予選では本職の一塁に加えて、捕手でも起用された。「捕手に関してはチーム状況でどうなるか分からないが、チームが勝つために、しっかり自分の役割を果たしたい」。また3番打者としては「とにかくチームの得点に結びつけるのが自分の仕事」と好機で1本を出す覚悟だ。自身2度目の甲子園へ、絶対に負けられない秋の戦いが始まる。【山田愛斗】