県立の光(山口)が、春夏通じて初の8強進出を逃した。
エース右腕の升田早人投手(3年)が、先発で7回2/3を8安打7失点。「甘い球や、真ん中から外寄りの球は打たれると分かっていた。そこに投げてしまった時に逃してくれなかった。抜け目のない打線でした」。生命線だった直球も高めに浮いた。素直に山梨学院に脱帽した。
2回戦の彦根総合戦では99球の3安打完封。頭角を現した「マダックス右腕」は、8回2死でマウンドを降り、甲子園の盛大な拍手に包まれた。
升田はあの拍手を「慰めというか『頑張ったね』っていう拍手だったかもしれない」と感じる。「夏は『おめでとう』とか、歓喜の拍手にしたい」。夏への大きなモチベーションができた。
▽光・宮秋孝史監督(3回戦敗退に)「(山梨学院の先発)林投手のボールが素晴らしくて手も足も出なかった。完敗です。升田の浮いたボールを相手打線は逃さなかった。いい勉強になった。ただ、大観衆や素晴らしい球場。誰しもが経験できるわけでないこの舞台。夏に向けて素晴らしい経験ができた」

