第105回全国高校野球選手権兵庫大会の4回戦までの組み合わせが決まった。25日に開会式を行い、試合は7月1日に始まる。

 

元朝日放送アナウンサーで、初めて監督として夏を迎える西宮甲山(かぶとやま)・清水次郎監督(51)は緊張の面持ちだった。初戦は7月1日、高砂での第1試合で洲本と対戦。各会場で午前9時に始まる「開幕カード」になった。

部員16人の公立校を率いる新米監督は「勝ちたいですよね。生徒たちに勝つ喜びを味わってもらいたい」と目標を掲げた。

アナウンサー時代に社会科の教員免許を取得し、16年に退社。兵庫県の教員採用試験に合格、17年に西宮今津で教員生活を始め、野球部顧問に。21年4月に西宮甲山に移り、昨年10月、野球部の監督になった。

「厳しい世界だということは分かっていたけど…なかなか自分の思い描く通りにはならないですよね。まだまだ監督として私の力量が足りません。でも、うちの生徒はすごく向上心があって、うまくなりたい気持ちが強い。きつめの練習でも文句を言わずついてくる。少しでも成功体験にしてあげたいです」

今年は1年生の学年主任も務め、教員としても大忙し。高校野球の難しさを実感する日々だが、成長を続ける選手の活躍に大きな期待を寄せていた。