拓大紅陵のプロ注目、50メートル5秒65のリードオフマン菰田朝陽外野手(3年)が1本塁打を含む2安打4打点とけん引した。
8-2で迎えた5回。2点を入れ、なお1死満塁。菰田は3球目のインコースの真っすぐを捉えた瞬間、ひと差し指を突き上げ走り始めた。一塁を回ったあたりで打球が右翼芝生席へ飛び込むのを確認すると、大きくジャンプをして喜びを表現した。高校通算5本目となる右翼への満塁本塁打。「かなりうれしかったです」と、笑みが弾けた。
前日にはヤクルトなどで活躍した飯田哲也コーチにスイングの際「力が入ってバットの返しが早い」と指摘された。「今日は真っすぐ押し込むように、楽にスイングしました」と、すぐに結果につなげた。
ここまで3試合、全試合5回コールドで勝利、と順調に勝ち進んでいる。
和田孝志監督(52)は「夏の大会前の練習試合は10連敗するなど、負け続けた。それが少しずつよくなってきている。夏をベストにもっていけている」と、好調のチーム状態を話した。
春は準々決勝で専大松戸にサヨナラ負け。菰田は「次も気を抜かずに戦って、専大松戸を倒して甲子園に行きたいと思います」と力を込めた。

